チュモンは実話なの?実在したモデルや時代背景も紹介|韓ドラブ!
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チュモンは実話なの?実在したモデルや時代背景も紹介

チュモン 実話
Nami
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韓国ドラマ『チュモン』は実話なのか、実在したモデルとなった人物がいるのかどうか。

また時代背景はいつなんだろう…??

そんな風に思っている方多いのではないでしょうか?

この記事では

  1. 『チュモン』は実話なのかどうか?
  2. 実在したモデル・時代背景は?

こういった疑問にお答えしていきます!

チュモンは実話なの?

韓国で大ヒットし、冬のソナタを超える最高視聴率52.67%を誇るドラマ『チュモン』。

韓国の国民の半分が見てたってことになるのかな。

大前提としてドラマ『チュモン』は実話であるといえるでしょう!

ただ、詳細まですべてが実話というわけではなく、実話とフィクションが混ざり合ったストーリーとなっています。

まず、このドラマタイトルの『チュモン』ですが、これは紀元前37年に高句麗を建国し初代王となった東明聖王の別名。

高句麗はとても繁栄した国家のため、建国したチュモンは韓国で非常に尊敬されている人物なんですよね。

このドラマでは元々はダメな王子で、宮殿を追放されてしまうチュモンが高句麗の初代王になるまでの人生を描いています!

さて、どの部分が実話でどの部分がフィクションなのでしょうか。

チュモンが高句麗建国したことは実話!

チュモンは高句麗を建国し、初代高句麗王となった人物として実在しているのですが、その人物像は非常に謎に包まれています。

何しろ、チュモンは卵から産まれたという神話が残っているんですよね!

それだけでも頭に“はてな”が浮かんでしまいそうですが、昔は英雄が卵から生まれたという伝説が良くあったそうなんです・・・!

チュモンがどれだけ偉大かを後世に伝えるために「卵から誕生」という神話になったようですね。

後世に伝えるためなら、しっかりとした事実を残してくれたらいいのに、とも思ってしまいました・・・。

このチュモンの誕生だけでも分かるように、現代に語り継がれている内容は不確かな部分も多くあります。

しかし、チュモンが紀元前37年に高句麗を建国したという部分はしっかりと史実にも残っており、実話なんですよ。

チュモンの生涯は、紀元前58年から紀元前19年。

たった40年の間に、戦などをしながら国を作る必要がある中、高句麗を建国したという事実は確かに現代でも韓国の人が尊敬する大きな理由になる気がします。

高句麗を建国し初代王になることは事実ですが、そこまでのストーリーにはフィクションやドラマが面白くなるような工夫がされているようでした。

史実との違いはどこ?

ドラマの中ではチュモン(ソンイルグク)とソソノ(ハンへジン)、そしてテソ(キムスンス)の三角関係が描かれていますよね。

ここはやはりドラマの見どころのひとつになっているのではないでしょうか。

ソソノも三国史記の中に登場しており、高句麗と百済の建国に貢献した女性として知られてします。

二国もの建国に貢献しているとなると、ソソノも偉大な人だったことが分かりますね。

賢くて強くて素晴らしい女性だったみたい・・・!

テソも同じく実在していて、モデルがいるんですが、実はテソとソソノは史実では出会っているという記載はないようなんです。

詳しく調べると、テソがいた扶余とソソノがいた卒本はかなりの距離があるので出会うのは難しいのではないかという意見がありました。

ドラマではソソノが扶余の宮殿を訪れた際にテソがソソノに惹かれると描かれていますが、これはチュモン、ソソノ、テソの三角関係を描くために作られたフィクションのようですね。

チュモンとソソノの出会いも史実では、ドラマで描かれたよりももっと遅いんです。

ドラマの中で恋愛要素があると一層面白くなるので、ここは史実とは異なる部分のようでした!

チュモンの実在したモデルや時代背景も調べてみた!

ドラマ『チュモン』の元ネタは三国史記で、主人公のチュモンは実在するモデルがいることが分かっています。

時代設定としては紀元前のことで、私たちが知っている韓国になるずっと前の話。

高句麗、百済・・・という言葉は学校で習うので誰でも一度は見聞きしたことがあると思いますが、それでもなかなか何の話なのかピンとこないですよね。

このドラマを見ると何故チュモンが韓国で尊敬されているのか、その時代背景を知ることができます。

元ネタは三国史記!

ドラマでは大帝国として2100年間存続してきた古朝鮮国が漢と1年間戦った末に滅亡してしまった後のことが描かれていますよね。

そして、このような内容はすべて三国史記に記されています!

古朝鮮国が滅亡後、漢に支配をされますが、その後古朝鮮の人たちが抵抗する際に中心にいたのがへモスという英雄。

へモスは漢軍との闘いで重傷を負ってしまうのですが、河伯族の娘ユファに助けられます。

ドラマ『チュモン』の序盤はこのへモス、ヘファそして後にチュモンの養父となるクムワの三角関係が描かれているんですよね。

思えばこのドラマでは序盤と後半どちらも三角関係が描かれていることになるのですが、序盤のへモス、ヘファ、クムワの三角関係は史実通りで本当だったよう!

ドラマではへモスとヘファが恋に落ち、ヘファはへモスの子を産み、その子がチュモンだと描かれています。

ただ、三国史記では、ヘファがチュモンの母であることに間違いはなく史実として記されていますが、へモスが父親であるとは明言はされていません。

へモスと密通をしたヘファは家族から追い出されてしまいます。

それを不憫に思ったクムワがヘファを連れて帰るのですが、その後ヘファが卵を産み子どもが生まれ、クムワが自分の子として育てます。

その卵から出てきたのがチュモンだという神話が三国史記には記されているんですよね。

その後、チュモンが高句麗を建国するまでのことも三国史記に記されています。

もちろん神話として書かれている部分もありますが、大昔のことがここまでしっかり残っているのはすごいことだと思ってしまいました・・・!

このドラマの時代は日本でいうと弥生時代。

ドラマではフィクションが入っているとはいえ、しっかりと歴史に基づいて描くことができている方が奇跡のように感じます!

モデルは初代高句麗王で時代背景は紀元前108年

チュモンのモデルは、三国史記に記されている初代高句麗王で別名は東明聖王ということが分かっています。

ドラマスタートの時代設定は古朝鮮国が漢に滅亡させられてしまう紀元前108年。

その後チュモンが高句麗を建国し、初代王となるのが紀元前37年。

この高句麗を建国するまでの話がドラマのメインなのではないでしょうか。

その後、ソソノが南下することになり、チュモンとソソノの別れが描かれドラマは幕を閉じます。

ここが史実通りではなく、フィクションだったらふたりがその後も一緒にいることを願ってしまうのですが、それでは歴史が変わってしまうので、史実に基づいているんですね。

チュモンはその後、自身の子どもであるユリに王位を譲位し亡くなってしまうとナレーションが入りますが、この部分も史実通りで実話のようです。

すべてが実話とは言えないものの、なるべく史実に沿い、そして視聴者の関心を惹きつけるように描かれたドラマ『チュモン』。

81話と長い話数なので見るのをためらってしまいますが、一見の価値ありですね!

まとめ

この記事では、韓国ドラマ『チュモン』が実話なのかどうか、実在したモデル・時代背景などもお伝えしてきました。

  1. チュモンは実話の部分とフィクションを混ぜた作品だった!
  2. 元ネタは三国史記で、実在したモデルは初代高句麗王!
  3. ドラマの始まりの時代背景は紀元前108年

ということでした。

この記事を書いたのは
韓ドラ部
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韓ドラ大好き歴約20年のアラフォー部長。新しいトレンドの韓ドラから懐かしい韓ドラまで幅広く情報を配信します!
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