梨泰院クラスと六本木クラスどっちが面白い?日本版との違いはどこかもお届け!
大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』と日本リメイク版『六本木クラス』はどっちが面白いのか?
気になっている人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、
- 梨泰院クラスと六本木クラスはどっちが面白いのか?
- 日本版との違いはどこか?
についてお伝えしていきます。
復讐劇って感情を揺さぶられるよね!
Contents
梨泰院クラスと六本木クラスどっちが面白い?
梨衆院クラスやっぱ日本でもリメイク版でると思ってたけど「六本木クラス」はちょっとなぁ…😂
— もえたん (@love_cat_0430) April 24, 2022
やっぱパクソジュンの梨衆院クラスじゃなきゃね🥺 pic.twitter.com/1yAcRiNiPp
日韓ドラマのリメイクは常に議論を生みますが、大抵の場合日本→韓国のリメイクは好評で、韓国→日本のリメイクは不評である気がします。
かけられる費用の差や俳優の演技力など要因は色々あると思いますが、日本人としては少し残念ですね。
個人的には『梨泰院クラス』はずいぶん前に視聴済みで、今回『六本木クラス』を観てみましたが、どちらもとても面白かったです。
しかし、どっちが面白いか?決めなければいけないとなれば、やはり『梨泰院クラス』になるでしょう。
それでも、『星から来たあなた』や『彼女はキレイだった』ほどのガッカリ感はありませんでしたよ。
日本版『星から来たあなた』は第1話の数分でリタイアしちゃった…
梨泰院クラス派が多数
やはりと言うべきでしょうか、ネット上の意見は圧倒的に『梨泰院クラス』の方が面白いというものでした。
- どちらか1本しか見ないなら、梨泰院クラス。両方みるなら六本木→梨泰院。
- 本当にに面白いのを見たければ梨泰院
しかしこれは、どちらを先に観たのかが大きく影響しているような印象がありますね。
私を含め、放送が先だった韓国の『梨泰院クラス』から観た人は当然こちらが面白いと答えていますし、始めに『六本木クラス』を観た人は逆の答えでした。
- 六本木クラスを先に観てしまって、本家の最初の方流れが同じで飽きてしまいます
- 平手ファンなら六本木
理解は出来ますが、本家を知っている者からすると少し悔しい気もするような…。
『梨泰院クラス』は話数が16話で1話当たりの時間も1時間を超えるため、丁寧に細かく描写されるシーンも多く内容が濃密なんです。
また、俳優の演技力も韓国の方が高いので感情移入しやすく、『梨泰院クラス』派が多いのかなと思いました。
とはいえ、先に述べた通りストーリーはほぼ同じですので、Netflix加入者は両方観てもいいですし、『梨泰院クラス』だけ観てもいいのではないでしょうか。
そうではない方は『六本木クラス』をご覧になればいいと思います。
どっちも面白いという意見もある?
日本版梨泰院クラスの六本木クラスも期待以上に面白い!本家との違い見比べるのも楽しいしストーリーがもう最高すぎて設定勝ちなんだよなぁこの話。漫画版も読んでみたい pic.twitter.com/7EqddcDZzY
— シンヤジャガー (@stargaze_music) July 9, 2022
私もそうなのですが、両方観た方の中にはどっちも面白いという意見の方が非常に多くいました!
今までの経験上、人気韓国ドラマの日本リメイク版は”どうせつまらない”だろうと思い込んでいて手を出していなかったのですが、『六本木クラス』は面白かったんです。
色々な見方はあると思いますが、ネット上の意見で多かったものは、「竹内涼真や平手友梨奈の演技が上手かった」や、「俳優のキャスティングが良かった」というもの。
- 六本木クラス普通に面白い
- 両方とも観ていますが、六本木クラスも面白いと思ってます
- キャストや制作陣が原作をリスペクトしているのが伝わってくると思います
お店の名前が”タンバム(甘い夜)”→”二代目みやべ”はどうしたものかと唖然としましたが…。
そういった細かいツッコミどころは沢山ありますが、全体的なストーリーは本家と変わらず面白いので、泣ける所も何度もありました。
また、役ごとにキャストが『梨泰院クラス』の方が良い場合と『六本木クラス』の方が良い場合と分かれるので両方観てからあれこれと考えるのも楽しいかもしれませんね。
スアか優香だったらスアが良い、ヒョニかりくだったらりくが良い、グンウォンか龍河だったら断然グンウォンとか、グンスと龍二だったら龍二かななど…。
是非やってみてください!観る順番は個人的には、『梨泰院クラス』→『六本木クラス』がお勧め!
梨泰院クラス日本版との違いはどこかもお届け!
六本木クラス…ふむ… pic.twitter.com/6UGrAdyoiL
— 三度寝 (@nidone__sandone) April 25, 2022
『六本木クラス』は1話当たり50分前後で全13話のボリュームに対し、『梨泰院クラス』は1時間強で全16話なので日本版はそもそもカットされたシーンが多いんです。
例えば、最初のセロイの人となりが分かる転校前の学校でのシーンが日本版ではごっそりカットされていたので、宮部新(あらた)の行動が突拍子もなく見えるという意見がありました。
また韓国には財閥というものが存在し、政治家や警察をもコントロールしてしまう程の財力と絶大な力を持っています。
この財閥のドンとその2世つまり子ども達による横暴がドラマによく使われるのですが、日本でそれを描こうとすると該当するものが無いので、現実味が無くなってしまうんですよね。
『六本木クラス』でもこの構図が中心要素なのですが、長屋茂役の香川照之の演技と存在感がそのような疑問を飛び越えて普通に観られるようにしてくれている気がしました。
カットされているシーンが多い?
先に述べたセロイの転校前のシーンもそうなのですが、最も反響が大きかったのが、新と葵のキスシーンが無かったことと、長屋茂の土下座シーンが無かったこと。
あんなに何度も「愛してる」「愛してます」を言い合って、葵の顔を両手で抑えてじっと見つめて、お~♡と期待していたところで、「キスしないんかーい!!!」
恐らく全員が画面の前でツッコミましたよね?
あそこでしない方がむしろ不自然で疑問しか感じませんでしたし、めちゃくちゃモヤモヤしました。
エピローグも日本版では丸ごとカットされていて残念でしたよね。
あの「キスが軽いわ」に対して何度も唇を押し当ててチュッチュして「どうだ?」はもうきゅ~~~ん♡でした♪
字幕は「どうだ?」でしたが、セリフは「アニンデ?(違うけど?)」でしたね♡
また、長屋茂の土下座シーンのカットは、本当かは分かりませんが、香川照之が拒んだからという話があります。
『半沢直樹』の土下座シーンの反響が大き過ぎた為、またすぐにやって”土下座俳優”というレッテルを貼られるのを恐れたからだとか…。
きっかけがそうだとしても、あそこで土下座をしなかったのはむしろ良かったという高評価を得ているようでした。
そして『梨泰院クラス』ではタンバムの仲間にトニーという黒人男性がいたのですが、その人物が日本版ではカット。
元受刑者、元ヤクザ、トランスジェンダー、外国人、ソシオパス、財閥2世と多様性の塊のようなメンバー構成が狙いだったのかなと思うと日本版は少し薄れた印象になりますね。
最後にもう1つカットされているシーンは、パク・ボゴムのカメオ出演部分です。
スアが長家を退職してレストランオーナーになったのですが、そこにシェフの面接に来たのがパク・ボゴムでした。
日本版では誰が!?と期待している人も多かったのですが、そのシーンはカットされていたので残念です。
日本版との違いをまとめてみた
カットされたシーンだけでなく、お国柄に合わせて変更されているシーンもありました。
第1話の冒頭でソシオパスのイソがカウンセリングを受けているシーンがあるのですが、日本ではまだそこまでカウンセリングが普通のことにはなっていませんよね?
そのためか、そのシーンが六本木のクラブで葵がお酒を飲みながら踊り狂い、居合わせた外国人客と会話をしてお店のカードを渡すという内容に変わっていました。
これに関しては、確かにその方が日本らしくて自然だったかもしれません。
また、新が始めた居酒屋”二代目みやべ”がタンバムよりも見劣りすると述べましたが、店内装飾も、初期→改装後→移転後と全て少しダサくて六本木の雰囲気と合わず引っ掛かりましたよね。
さらに、梨泰院ではハロウィンの外国人が沢山いるごった返した雰囲気のシーンだったのが、日本版では人混みもすけすけの夏祭りになっているのも拍子抜けでした。
そして長家とセロイが売りにしていた料理が豆腐チゲとそのスープの素になるコチュジャン味噌だったのに対して、日本版は鶏の唐揚げでしたね。
これに関しては、国民食ともいえる豆腐チゲに対して、唐揚げは弱いという意見が見られました。
確かに居酒屋の人気メニューですし、日本人で嫌いな人はいないんですけどね。
最後にどうしても言いたい違いが、グンウォンと龍河です!笑
グンウォンも龍河も本当にクズでどうしようもないキャラクターなのは確かなのですが、グンウォンは親や環境のせいだよなぁと同情させられる部分がありました。
無理やり鶏を絞めさせられるシーンがもっと長く丁寧に描かれていたり、演じたアン・ボヒョンの演技力もあってそう感じたのかもしれません。
龍河を演じた早乙女太一はクズを徹底的に追及し過ぎた感があり、口元や目の表現や話し方などがオーバー過ぎて同情の余地がありませんでした…。
それはそれで、そのクズっぷりを楽しんで観ている方の意見もありましたのでいいのかな?
やはり両方観て比べて頂きたいなと思いますね!
まとめ
「六本木クラス」は「梨泰院クラス」のセリフを踏襲し、下手をするとカット割まで同じ。しかしながら大きな違いを感じたのは「梨泰院クラス」の被写界深度の浅さ。画角は16:9より上下が狭い。ルックはゴージャスな印象を受ける。 pic.twitter.com/27NtnVlqsa
— tkr (@tkr2000) July 11, 2022
こちらの記事では、梨泰院クラスと六本木クラスどっちが面白い?日本版との違いはどこかもお届けしてきました。
- 梨泰院クラスと六本木クラスどっちが面白い?
→梨泰院クラス派が圧倒的に多いが、どちらも面白いという意見も沢山あった - 日本版との違いはどこかもお届け
→時間の関係で日本版はカットされたシーンが多い
→国の文化的背景に合わせて内容が変えられていた
ということでした。