根の深い木は実話で実在したモデルがいる?歴史的背景や時代も調べてみた!|韓ドラブ!

根の深い木は実話で実在したモデルがいる?歴史的背景や時代も調べてみた!

根の深い木 実話
Aya
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韓国ドラマ『根の深い木~世宗大王の誓い~』は実話で、実在したモデルがいるのかどうか。

さらに歴史的背景や時代はいつなのか、気になっている方も多いはず!

この記事では

  • 『根の深い木~世宗大王の誓い~』は実話で実在したモデルがいるのかどうか
  • 歴史的背景や時代について

こんな疑問にお答えしていきたいと思います!

根の深い木は実話で実在したモデルがいるって本当?

『根の深い木』は、ハングル誕生に秘められたストーリーを大胆に描いた歴史ドラマ。

実在した人物も登場しますが、ストーリー自体は実話ではなく史実をベースにしたフィクションです。

原作は「韓国版ダ・ヴィンチ・コード」とも呼ばれるベストセラー小説『景福宮の秘密コード』!

ですが、時代背景や朝鮮王朝4代王世宗がハングルの先駆けとなる「訓民正音」を作ったというのは史実。

ハングルがどのように誕生したのか、史実の記録を基にとても詳しく描かれていました!

その史実に加えて、王宮内の事件や元奴婢の復讐などのフィクションが巧妙に絡み合い、物語を盛り上げます。

このような作品を韓国ではファクト×フィクションで「ファクション時代劇」と呼びます!

謎や陰謀、王の苦悩や復讐など、多様な角度から深い人間ドラマが描かれている『根の深い木』は、韓国歴史ドラマでもトップに入る最高傑作といえるのではないでしょうか!

ハングル文字誕生物語は実話!

世宗がハングルを生み出した、というのは有名な実話ですよね。

このドラマでもハン・ソッキュ演じる世宗が、苦悩しながらも新しい文字を生み出す姿が描かれています。

世宗大王は、韓国で一番尊敬されている偉人です!

ハングル文字(訓民正音)は、1446年に発表された朝鮮語のため・平民のための文字です。

王が直接創生し、王宮からの「公布」というかたちで広められた、世界でも珍しい文字。

そのため、「いつ」「どのような過程で」作られた文字なのかという事がすべて記録に残されています。

このドラマは、その史実の記録を基に作られました

ドラマ内で描かれている、

  • 中国に目をつけられないように隠密に文字創製を行っていた
  • 実際に発音する時の口の形をそのまま文字として表現した
  • 世宗が直接研究に参加していた

このような部分は、すべて記録に残されている実話です。

実在したモデルは世宗大王だった

朝鮮王朝4代王世宗(イ・ド)は、もちろん実在した人物。

ドラマで描かれているハングル創製の他に、奴婢でも能力があれば官職に就ける制度や貨幣浸透を試みるなど、朝鮮文化の発展に貢献した偉人として知られています。

そして、世宗の父の朝鮮王朝3代王太宗(イ・バンウォン)も実在していました。

頭脳明晰で野心家、荒くれ者な部分もありますが朝鮮王朝の基盤を作った人物です。

イ・バンウォンを描いた作品もたくさんありますよ!

そのような太宗を父に持つ世宗は、賢さこそ似たものの心優しい青年でした。

ドラマでもソン・ジュンギ演じる若かりし頃の世宗が心の優しさ故に苦悩する姿が見られましたが、このような姿も史実とみて良いでしょう。

一方、「密本(ミルボン)」の存在や、チャン・ヒョク演じるトルボク、シン・セギョン演じるタムなどは物語を盛り上げるためのフィクション。

似たような立場の人物はいたかもしれませんが、ストーリーの主軸となるトルボクの復讐劇は、実話ではありません。

根の深い木の歴史的背景や時代も調査してみた!

『根の深い木』の時代背景は、朝鮮王朝4代王世宗が統治した1418年~1450年

世宗の内政は現代の朝鮮(韓国)にも引き継がれていて、朝鮮の文化的発展に大きく貢献することになります。

即位後すぐに全国から優秀な学者を集めて「集賢殿」という研究所を作り、様々な分野での開発を進めさせました。

なかでもハングル創製が最も大きい功績として知られていて、朝鮮王朝の中で文化が最も繫栄した時代と言われています。

『根の深い木』では、まさにこの時代を詳しく描かれています。

また、世宗統治時代は朝鮮王朝の中でも最も安定していた言われていて、その後の朝鮮文化の発展の起動となりました。

世宗は、現在の人々からも尊敬される大人気の王の一人です。

ソウルの人気観光地「景福宮」光化門前には大きな世宗大王像がありますよ!

歴史的背景は朝鮮4代王世宗の時代

1418年に王に即位した世宗。

穏やかな性格で心優しい人物だった世宗は、父親の行っていた血みどろな恐怖政治を嫌悪していました。

即位後も実権は父が握っていたため世宗はいわゆるお飾りのような王でしたが、平民たちを第一に考える世宗はその葛藤に苦しんだと言います。

また、当時の朝鮮は中国(明)から大きな圧力もありました。

そのため、世宗が行ったハングル創製も中国への反抗になりかねないと異論を唱える者も多く、当時はその功績が認められなかったという記録もあります。

明は朝鮮が独自の文字を持つことを恐れていたのですね!

そのような時代背景の中で世宗は、平民が少しでも良い暮らしができるようにと様々な文化的発明や制度改正を行いました。

このドラマのプロットであるハングル創製の他に、貨幣の流通を試みたり、奴婢でも能力があれば官職を与える制度を作ったり、その功績は様々。

中国や日本だけでなく、王宮内でも政治の狭間で苦悩しながら、世宗は平民の為に尽力した王だったのです!

史実との違いは?

ドラマで描かれている時代背景で史実として残っている事実は、ハングル(訓民正音)の創製やその他の文化的発明などです。

トルボクの復讐の起点となる事件、宮殿内で起こる連続殺人、「密本(ミルボン)」による陰謀や闘争は全てフィクション

物語を盛り上げるための架空の人物、架空の出来事です。

ですが、時代背景を考えると、トルボクのような思いを持っていた人物は少なからずいたのではないでしょうか。

また、ハングル創製に関しての評価も当時と現代では差があります。

今でこそハングル創製は素晴らしい功績と称えられていますが、当時は明からの圧力もあったことから、官職や王宮内では「なんて余計な事をしてくれたのだ」と疎まれていました。

シンプルな作りのハングル文字自体も「平民の使う卑しい文字」と忌み嫌われていたそう。

実際に朝鮮語としてハングルを使い始めたのは公布から約400年後の事でした。

ドラマのストーリー自体はフィクションですが、こういった王宮内の反対勢力がいたのは確か。

『根の深い木』のミステリー要素は、そこからヒントを得ていると思われます。

まとめ

『根の深い木~世宗大王の誓い~』は実話で実在したモデルがいるのかどうか、歴史的背景や時代もお調べしてお届けしてきました。

  • 『根の深い木』は実話を交えたフィクションで、実在したモデルは世宗大王だった!
  • 歴史的背景は明傘下の朝鮮王朝で、時代は1400年代の朝鮮王朝4代王の時代!

ということでした。

この記事を書いたのは

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