チャングムの誓いは実話?元ネタとなったモデルや時代設定も紹介します!|韓ドラブ!

チャングムの誓いは実話?元ネタとなったモデルや時代設定も紹介します!

チャングムの誓い 実話
Tomoda
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

韓国ドラマ『チャングムの誓い』は実話なのか、元ネタやモデルとなった人物がいるのかどうか。

また時代設定はいつなんだろう…??

そんな風に思っている方多いのではないでしょうか?

この記事では

  1. 『チャングムの誓い』は実話なのかどうか
  2. 元ネタやモデル・時代設定はあるのか

こういった疑問にお答えしていきます!

チャングムの誓いは実話なの?

『チャングムの誓い』は、ほぼフィクションですが一部実話が含まれているそうです。

今作は、貧しい家庭に生れ育ったチャングムが、母親の夢を引き継ぎ数々の試練を乗り越えて、客廷料理人となり、最後には医女としても成功をおさめる姿を描いたサクセスストーリー。

そして、実話を元に描かれている作品です。

しかし、実話を元にしたのは、主人公のチャングムと言う医女が存在したという部分のみで、他の部分は創作とのことでした。

朝鮮王朝時代を舞台にしているため、彩り鮮やかな王の食膳の場面が素敵で、日本でも関心を集めましたよね。

『チャングムの誓い』で宮廷料理に興味を持った方も多いのでないでしょうか?

私もその一人です・・・♡

歴史上に存在する人物を題材に、恋愛要素を含ませながら描かれ、実際にあった話のように感じてしまう程、魅力がたっぷりの作品ですね。

一部が実話でほぼフィクション!

『チャングムの誓い』は、ほぼフィクションのお話ですが一部実話が描かれているんです。

16世紀初頭の朝鮮王朝時代に、医女チャングムが実在した部分のみ実話で、後は全てフィクションとのこと。

え!フィクションであそこまで話が膨らむのはすごい!

作品の中では、チャングムが中宗の診察を行うシーンがあります。

朝鮮時代には王の治療は男性医師が行うのが基本の中、中宗は男性医師の代わりにチャングムに診察をさせました。

その背景からチャングムは中宗から絶大の信頼を得ていた事がわかります。

実はこの部分は実話を元に描かれていました。

チャングムが中宗の主治医を担当したという公的な記録はありませんが、中宗がチャングムをとても信頼していたことが事実として残されいます。

また、ドラマの中でチャングムが宮中料理人として登場しますが、実際にチャングムが宮中料理人として働いたという記録はありません。

ドラマが放送されて以降、韓国では料理上手な人にチャングムというあだ名を付けるくらい「チャングム=天才料理人」という印象が付きましたが、実際は違ったようです。

チャングムが焼厨房で調理師たちと戦うストーリーは、ドラマに楽しさを加えるためのフィクションだったという事になりますね。

史実との違いはどこ?

『チャングムの誓い』は、ほぼフィクションで作られた作品のため史実と異なる部分が多いです。

どの部分が史実とは異なるのかまとめてみました。

  • チャングムは料理人ではない
  • 実際に登場しない人物が多数いる

作品の中では、調理人として働いている部分が描かれてますが、こちらは史実と異なります。

多くの方が、『チャングムの誓い』と言えば、料理をしているシーンを思い浮かべる方が多いほど、印象的なシーンが多くありましたがこちらは史実ではないと言えます。

また、実際に存在しない人物も多数登場していて、こちらは作品を楽しむために描かれた事が分かりますね。

歴史ドラマは史実を忠実に再現するのは難しいですが、史実と違う時代劇ととらえて観るのも楽しいかもしれませんよ。

史実とは異なる部分が多いけど、ついつい見入ってしまうよね!

チャングムの誓いの元ネタやモデル・時代設定も調べてみた!

韓国ドラマ『チャングムの誓い』は、「朝鮮王朝実録」が元ネタになっていました。

「朝鮮王朝実録」とは、李氏朝鮮の第1代・太祖から第27代・純宗までの519年間の歴史を編年体で記録した漢文の歴史書です。

そしてモデルになった人物は、16世紀初頭の朝鮮王朝時代に王を支えた医女チャングムで、実在する人物。

医女とは、李氏朝鮮における両班や王族などに属する高貴な女性を診察するための、身分の低い医師のことです。

簡単に言うと、女性医師と言う事だね!

ただ、チャングムという名の医女が居たという記載のみで、詳しい生涯などは実はわかっていません。

また、朝鮮王朝時代は、王の治療は男性医師がほとんど行っていたにも関わらず、王に信頼されチャングムが診察を行っていたともいわれています。

王の診察まで行える程の存在だったチャングムが、実際にどのような人物だったのかとても気になりますね。

元ネタは朝鮮王朝実録!

元ネタとなった「朝鮮王朝実録」は、朝鮮王朝の正式な歴史書です。

そして、この書の中に、「予(中宗)の体のことは医女長今(チャングム)が知るなり」という文面が記載されているそうですよ。

チャングムが中宗から絶大の信頼を得ていたことは、この「朝鮮王朝実録」を見て想像が付きますね。

『チャングムの誓い』は、この一文から着想を得てドラマ化されました。

しかし、歴史書の「朝鮮王朝実録」には彼女に関する記述は10カ所ほどしか記録と残されていなかったそうです。

ただ、内容を詳しく見ていくと、チャングムが中宗のそばから離れず、誠心誠意王の診察を務めていた事が読み取れます。

王である中宗に信頼されていたチャングム。

中宗が亡くなったときにチャングムの感情はどのようなものだったのか気になりますね。

中宗に信頼されていたチャングムはどんな人だったのかな~

モデルは医女の長今(チャングム)で時代設定は16世紀の朝鮮王朝時代

『チャングムの誓い』は、16世紀の朝鮮王朝時代を舞台としています。

日本でいうと、室町時代から明治末期までの時代ですね。

このドラマは、朝鮮時代最初の医女で王の主治医となった長今(チャングム)をモデルとした作品です。

朝鮮王朝第11代王中宗に仕えた女医として、「朝鮮王朝実録」の「中宗実録」にその名が記されました。

しかし、生涯や生い立ち、性格などについての記載はなく、他の文献にも情報はありません。

とはいえ、正史記録である、「朝鮮王朝実録」にその名前が幾度となく出てくるため、チャングムという人物が当時非常に優れていた事がわかりますね。

実録には、チャングム(長今)が語る中宗の体調や、チャングム(長今)に与えられた禄高などが記載されています。

また、モデルになった人物の長今(チャングム)は”大長今”とも呼ばれていました。

長今の前に”大”がついていると”偉大なるチャングム”という意味で、中宗がチャングム(長今)に与えた称号ともいわれています。

ただ、この名称は同名の長今と区別するために大を付けただけとの説も…。

真相はわかってないんだね~

また、朝鮮王朝時代の医女は、医療のみならず、宮中の宴に歌舞を披露して見せなければならなかったそうです。

そのため、朝鮮王朝時代では医女を志願する女性はほどんど存在しなかったとまでいわれてるほど…。

当時の医女の立場が低いことがよく分かり、患者の脈を取る一方で、宴席は酔客に絡まれることにも耐えなければならなかったそうです。

まとめ

この記事では、韓国ドラマ『チャングムの誓い』が実話なのかどうか、元ネタやモデル・時代設定などもお伝えしてきました。

  1. 『チャングムの誓い』は一部は実話でほぼフィクションだった!
  2. 元ネタは朝鮮王朝実録で、モデルは医女チャングム!
  3. 時代設定は、16世紀の朝鮮王朝時代!

ということでした。

この記事を書いたのは
韓ドラ部
韓ドラ部
部長
韓ドラ大好き歴約20年のアラフォー部長。新しいトレンドの韓ドラから懐かしい韓ドラまで幅広く情報を配信します!
記事URLをコピーしました