悪の心を読む者たちは実話で実際の事件がある?元ネタやモデル人物も調べてみた!

悪の心を読む者たち 実話
kaneko
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韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』は実話で実際の事件があるのかどうか。

元ネタやモデルになった人物がいるのか、気になっている方も多いはず!

この記事では

  • 『悪の心を読む者たち』は実話で実際の事件があるかどうか
  • 元ネタやモデルになった人物について

こんな疑問にお答えしていきたいと思います!

悪の心を読む者たちは実話で実際の事件があるって本当?

『悪の心を読む者たち』は、2022年に韓国SBSで放送された韓国初のプロファイラーを描く本格心理サスペンス!

韓国初のプロファイラーであるクォン・イルヨン教授とノンフィクション作家のコ・ナム作家が、実話をベースに2018年に執筆した同名小説が原作です。

本作は実話で実際の事件があるのは本当だと言えるでしょう!

『悪の心を読む者たち』は、1990年代末から2000年代にかけて実際に韓国中を震撼させた猟奇凶悪事件をモチーフにドラマ制作されました。

事件当時、プロファイラーとして実際に犯人たちと対話をしたクォン・イルヨン教授の体験がベースとなっています。

実際の事件がモチーフなので、犯人のビジュアルやセリフはもちろん、事件当日の天気の条件まで忠実に再現したとのこと。

動機なき殺人を繰り返すサイコパスが実在する人物だったとは驚きますよね。

実話だなんて恐ろしい‥‥!

すべての事件が実話

驚くべきことに、ドラマで取り上げられた事件はすべて実話です。

事件当時、犯人たちと対話をした韓国初のプロファイラーであり本作の原作者のクォン・イルヨン教授の体験がベースになっているんですよね。

韓国初のプロファイラーである主人公ソン・ハヨンを演じたキム・ナムギルは、インタビューにこのように答えていました。

「実話を描いたので被害者の家族の方たちに不快感を思わせないように配慮した」「被害者とその家族の方たちのことだけを考えようと思う心で作品に挑んだ」そうです。

実際に起きた韓国中を震撼させた猟奇凶悪事件がモチーフなので、ドラマ制作もいつも以上に慎重になりますよね。

ドラマの中の話だと思っていたら実話と知ってショックを受けた方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、本作で韓国ドラマ『熱血司祭』以来約3年ぶりのドラマ復帰となったキム・ナムギルが、2022年SBS演技大賞を受賞しました。

実際の事件を描いたノンフィクション

ドラマで取り上げられた事件は、実際の事件を描いたノンフィクションです。

  • 赤い帽子事件(2003年3月~2005年)
  • ソウル城東区女児バラバラ殺人事件(2001年5月10日)
  • ユ・ヨンチョル連続殺人事件(2003年9月〜2004年7月)
  • チョン・ナムギュ連続殺人事件(2004年~2006年)
  • カン・ホスン連続殺人事件(2004年、2005年10月〜2008年12月)
  • 華城連続殺人事件(1986年〜1991年)

これらは、実際に韓国で起こった猟奇凶悪事件です。

『悪の心を読む者たち』では犯人のセリフやビジュアルの特徴、事件当時の天気の条件も、犬種に至るまで忠実に再現したとか…。

ドラマの中だけの事件ではないなんて驚きを隠せません。

犯人役の俳優陣も圧倒的な演技力でストーリーに没入感を与えましたよね!

犯人役の俳優の中には、家庭があり、子供もいる俳優もいて、残忍な犯罪者役を演じることは精神的にも大変だったそうですよ。

心理の変化を表情で表現していて怖かった‥‥。

ジリジリとする犯人との心理戦の緊迫感で一気に観てしまいました。

ノンフィクションだからこそリアリティが増し、サイコパスの衝撃的で身勝手な殺人の理由に嫌悪感が湧き、視聴後は重く何かが喉につかえるような感覚にしばらく引きずられますよね。

プロファイラーは、現在ではドラマの影響などもあり広く知られるようになり、多くの国で導入されている捜査手段になりました。

しかし、プロファイラー部署発足時は同僚の理解も協力も得られず苦悩したことが描かれていましたよね。

どんなことも、始まりには大変な経験がつきものということを改めて痛感します。

プロファイラー目線という今まで韓国ドラマにはなかった題材を扱ったニュータイプのドラマですね。

犯人の心理を読み取ろうとするあまり、次第に悪に飲み込まれ自分を見失いそうになるソン・ハヨンの姿が印象的でした。

ノンフィクションということは今なお深い悲しみの中にいる遺族たちがいるってことなんですよね。

悪の心を読む者たちの元ネタやモデル人物も調べてみた!

『悪の心を読む者たち』の元ネタやモデル人物は、韓国初のプロファイラーであり本作の原作者のクォン・イルヨン教授の体験をベースにしています。

1000人以上の犯罪者をプロファイリングしてきたクォン・イルヨン教授は、最も記憶に残る犯罪者として、13人を殺害し20人に重傷を負わせたチョン・ナムギュを挙げました。

チョン・ナムギュは、今作の6〜10話で取り上げられてる事件!

人間から冷たさが感じられるのは初めての経験だったそうです。

チョン・ナムギュが2009年11月、ソウルの刑務所でビニール袋で縄を作り首吊り自殺したことについて「殺人の欲求を止められなかったため、ついに自分自身を殺したのだ」と分析。

クォン・イルヨン教授がバラエティ番組に出演した際には「カン・ホスンこそ支配欲求が特徴的なアメリカのサイコパスに最もよく当たる犯罪者だった」と回顧しました。

カン・ホスンは11〜12話に出てくるよ〜

いわゆるシリアルキラーですね。

元ネタは小説

『悪の心を読む者たち』の元ネタは、2018年にクォン・イルヨン教授とコ・ナム作家が執筆した同名小説です。

日本でもAmazonなどのインターネットサイトで購入できますが、並行輸入品なので韓国語版のみの出版でした。

残念ながら日本語版は出版されていないんですよね。

小説では、韓国初の連続殺人犯であるキム・デドゥ(ユ・ヨンチョル連続殺人事件発生前まで30年間、最も多くの人の命を奪った殺人犯として記録されていた)について言及しています。

プロファイリングを貫徹する劇的なシーンはもちろん、残酷な犯罪と向き合う苦悩や葛藤が繰り広げられる興味深い一冊。

韓国語が読める方はドラマと一緒に見比べてみるのもおすすめです!

モデル人物は実在する韓国初のプロファイラーの刑事

韓国初のプロファイラーである主人公ソン・ハヨンのモデルとなった人物は、実在する韓国初のプロファイラーの元刑事であり原作者のクォン・イルヨン教授です。

韓国にプロファイリング技法を現在に定着させた代表的な人物なんですよ。

執筆活動以外にも、ニュース番組、バラエティ番組、ドラマに続き映画まで芸能界に進出し活躍の場を広げています。

クォン・イルヨン教授は撮影現場でキム・ナムギルに多くの助言をしました。

事件当時の気持ち、職業的な苦痛、当時の時代背景、その犯罪がなぜ起きたのかを細かく助言し、それが演技に役立ったとキム・ナムギルがインタビューで答えています。

またクォン・イルヨン教授がバラエティ番組に出演し、キム・ナムギルとのシンクロ率については「私はあなただ」と発言したことが話題になりました。

「若いときの話を聞けば100%だと思う」と述べ、自身とキム・ナムギル演じるソン・ハヨンのシンクロ率は100%だそう!

クォン・イルヨン教授は当初はドラマ化するにあたり、俳優が演じることで犯罪者が美化されるのではないかと懸念していたそうです。

しかし、スタッフから教授の役はキム・ナムギルが演じると伝えられ「当たり前にやらないと、早くにやらないと」と笑いを誘いました。

クォン・イルヨン教授のコミカルな一面が垣間見える発言♪

まとめ

韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』は実話で実際の事件があるかどうか、元ネタやモデルになった人物もお調べしてお届けしてきました。

  • 『悪の心を読む者たち』は実話で実際の事件がモチーフになった!
  • 元ネタやモデルになった人物は、韓国初のプロファイラーであるクォン・イルヨン教授!

ということでした!

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